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出版社:緑風出版
出版日:2001年04月01日頃
ISBN10:4846101037
ISBN13:9784846101039
販売価格:2,420円
現代の社会環境、生活環境においては、何人もガンから逃れられない。臨床医の著者が、現代西洋医学の限界を認識し、伝統的な東洋医学、民間療法を導入した、日常生活からの予防ガンをふくめた処方箋と、不幸にもガンになったときの対処法を処方する。
まえがき 橋本行生
第一章 人はガンから逃れられないーーガンに備える生活術
1 人はガンから逃れられないーーだからガンに備える
2 老化・ガン・脳卒中等、諸病の予防法は共通ーー抗酸化物質を摂取する
発ガン・老化とフリーラジカル/食事から摂る抗酸化物質/メガビタミン療法
3 コレステロールの諸問題についてーーフリーラジカルから食用油まで
4 死因の概要と長寿の要因
第二章 進行ガンと免疫療法
1 進行ガンの診療をめぐってーー免疫療法はどう使うか
末期ガンと免疫療法/ガン診療の専門家の盲点「免疫療法」/ガン治療の正攻法
ワクチン療法の位置付けと使い方/免疫療法と正反対の臓器移植
2 肺ガン
増えている肺ガン死/肺ガンの分類と治療の諸問題/治すことを諦めるという選択
3 患者の自己決定権(肺ガン)
患者の自己決定権の行使/抗ガン剤シスプラチンの副作用/肺ガンについて
インフォームド・コンセント
4 死に場所を選ぶーー死生観
ホスピスで迎える死/自宅で死にたい/健康法の総括・生き方の総括
第三章 治療手段を患者の手に
1 すぐれた大衆療法「ビワの葉療法」
誰にでもできるビワの葉療法/ビワの葉療法の症例
2 便秘について
3 アトピー性皮膚炎
4 手足の使い方
5 呼吸法の効用ーー呼吸法でピンチをのりきる
第四章 明日のためにすることは何かーー危機管理の思想
1 医療における危険について
2 治らない手のかかる患者も退院させられる
ーー短期間では退院できない重症患者の病床数が減らされていく
3 医療ビッグバンーー病院が倒産する日
4 介護保険はあてにできない
序論/いよいよ始まった介護保険制度/問題だらけの介護保険制度
私たち日本人の厳しい老後
5 寒い夏
6 明日のためにすることは何か
病気は自分で治す/迫り来る食糧難/食糧を自給し備蓄する
あとがき 多々良克志
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