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経営情報と簿記システム

著者:石川純治
出版社:森山書店
出版日:2004年04月01日頃
ISBN10:4839419892
ISBN13:9784839419899
販売価格:3,080円
本書は、以下に示すように、通常のテキストとは違ういくつかの特色がある。  (1)簿記への根本的な問いかけ:通常の多くのテキストは、個々の簿記技術のマスターをもってその基本目的としている。これに対し、本書では簿記技術のレベルを問わず、簿記のより根本的な問いかけ、すなわちそもそも「簿記とは何だろうか」について考えることを基本目的としている。  (2)簿記の常識・通年の枠を超える:通常のテキストと最も違っているのは、第2部(革新編)である。そこでは上記の問に見られるように、簿記の“常識”あるいは”通年”といった枠を超えた議論が展開される。こうした簿記の伝統的枠組みそのものを根本的に問うたテキストはきわめて少ない。  (3)簿記教育の新たな方法:本書では損益計算書からキャッシュ・フロー計算書そして利速会計までいろいろな計算書を学習するが、それらを個々独立に学習するだけでなく、それらの計算書の基底には、ある共通した構造があるということも学習する。むしろ、こうした「共通の構造」を見せるということはきわめて重要である。例えば、一見まったく異なるように見えるものが、実はその基礎に相共通する構造を持っているということがわかったならば、それらの姿はそれまでとはまったく違ったものに写るだろう。こうした共通の構造に基づいて統一的に教育することの効果はきわめて大きいが、従来のテキストではこうした教育方法はほとんど試みられていないといえる。  (4)問題は何か:合計15の問は、更に数値例に基づく問題を設定しそれに解答を出すという方式(設例方式)をとることによって、より具体的に議論が展開される。問も答も両法だいじであるが、あえていえば問の方がだいじであり、さらにその問の”たて方”が重要である。なぜなら問の中にいわば答えが用意(誘導)されており、その問のたて方が著者の問題意識そのものにほかならないからである。ところで、そうした形式を特に取らなくても叙述の中に問と答が明確に示されておればよいが、それでも読者にとっては「何が問題であるか」を見つけ出す作業を強いられるであろう。設例方式は、著者に対してその問と答を”強制”させる。それは、ちょうど複式簿記の形式が結果に対する原因分析を会計人に強要するのと同じである。設例方式は議論展開の進路を常に明確にさせ、そして「何が問題であるか」を読者に常に確認させるという学習効果をもつといえよう。
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