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出版社:法藏館
出版日:2016年03月10日頃
ISBN10:4831857025
ISBN13:9784831857026
販売価格:3,300円
人口減少社会を迎えた現代、全国コンビニ数を凌駕する仏教寺院が地域や檀家・門徒に果たす役割とは?主要宗派の宗勢調査、実地調査に基づく多彩な事例報告から展望する。
はじめに 櫻井義秀・川又俊則
第1部 人口減少社会と宗教
第1章 人口減少社会における心のあり方と宗教の役割 櫻井義秀
第2章 過疎と宗教ーー三〇年をふりかえる 冬月 律
第2部 宗派の現状と課題
第3章 過疎と寺院ーー真宗大谷派 櫻井義秀
第4章 信頼は醸成されるかーー浄土真宗本願寺派 那須公昭
第5章 住職の兼職と世代間継承ーー真宗高田派 藤喜一樹
第6章 宗勢調査に見る現状と課題ーー日蓮宗 灘上智生・岩田親靜 池浦英晃・原 一彰
第7章 過疎地域における供養と菩提寺ーー曹洞宗 相澤秀生
第8章 寺院の日常的活動と寺檀関係ーー浄土宗 大谷栄一
第3部 寺と地域社会
第9章 門徒が維持してきた宗教講ーー真宗高田派七里講 川又俊則
第10章 抵抗と断念ーー地方寺院はなぜ存続をめざすのか ダニエル・フリードリック(稲本琢仙 訳)
第11章 廃寺ーー寺院・門信徒の決断 坂原英見
第12章 仏婦がつくる地域ーービハーラの可能性 猪瀬優理
第13章 坊守がつなぐ地域ーー寺は女性で支えられる 横井桃子
第14章 傾聴する仏教ーー俗世に福田を見る 櫻井義秀
あとがき 櫻井義秀・川又俊則
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