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出版社:法藏館
出版日:2017年03月10日頃
ISBN10:4831855464
ISBN13:9784831855466
販売価格:3,850円
大学は国家のためにこそ存在する。それが当然視された時代に宗教系大学は国家といかに対峙したのか。その実態が明らかに。
はじめに 江島尚俊
第一章 総力戦体制下における教育・学問・宗教 江島尚俊
第二章 大学における日本主義ー日本近代化における歴史哲学試論ー松野智章
第三章 戦時下の上智大学ーカトリック系大学はいかに「日本精神」と取り組んだかー ケイト・ワイルドマン・ナカイ(訳・田中アユ子)
第四章 近代における日蓮宗の僧侶養成と大学教育 安中尚史
第五章 戦前期の神道系大学における神職養成 藤本頼生
第六章 立教大学と聖公会神学院の二重学籍制度 大江 満
第七章 敗戦前キリスト教系大学における教育組織・カリキュラムの変容についてー高等学校高等科教員無試験検定指定をめぐってー 奈須恵子
第八章 「社会」と対峙する仏教学ー戦時下における大正大学を中心にー 三浦 周
第九章 戦前および戦中期における宗教系大学の慰霊・追悼ー大正大学を事例としてー 寺山賢照
第十章 戦時下の日本基督教団と神学校の統合 齋藤崇徳
引用・参考文献一覧
図版一覧
あとがき
執筆者一覧
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