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出版社:法藏館
出版日:2024年07月12日頃
ISBN10:4831826707
ISBN13:9784831826701
販売価格:1,210円
語は火であり、眼は太陽であり、耳は方位であり、思考力は月であり、気息は風であるーー
小宇宙と大宇宙の対応の思想は、やがて個体の本質アートマンと宇宙の最高実在ブラフマンの一致の自覚へと深化される。古代インドに展開された生の根源とは何かを求める叡知、神秘思想の本質を、初期ウパニシャッドをもとに解明した最良のインド思想入門。
■目次■
法蔵館文庫版の刊行によせて
はしがき
プロローグ
第一章 古代インドの叡智ーーウパニシャッドが現代に伝えられるまで
第二章 祭式から哲学へーーブラーフマナとウパニシャッド
第三章 ブラフマンとアートマンーー最高実在と個体の本質
第四章 「有」の哲学ーーウッダーラカの学説
第五章 「非ず、非ず」のアートマンーーヤージニャヴァルキヤの思想(1)
第六章 輪廻と解脱ーーヤージニャヴァルキヤの思想(2)
第七章 アートマンと外界ーー『カウシータキ・ウパニシャッド』の教説
エピローグ
講談社学術文庫版あとがき
講談社学術文庫版解説 赤松明彦
引用文献索引
法蔵館文庫版の刊行によせて
はしがき
プロローグ
第一章 古代インドの叡智
ーーウパニシャッドが現代に伝えられるまで
1 ウプネカット
2 ショーペンハウアーからインド古典学へ
3 古ウパニシャッド
4 神秘思想
第二章 祭式から哲学へ
ーーブラーフマナとウパニシャッド
1 大宇宙と小宇宙の対応
2 ウパーサナ(念相)
3 先科学的科学
4 主知主義への道
5 祭式の内面化
第三章 ブラフマンとアートマン
ーー最高実在と個体の本質
1 ブラフマン(梵)
2 プラーナ(気息)
3 アートマン
第四章 「有」の哲学
ーーウッダーラカの学説
1 有と非有と高次の有
2 三要素による現象世界の構成
第五章 「非ず、非ず」のアートマン
ーーヤージニャヴァルキヤの思想(1)
1 生命原理としての火
2 認識から成るアートマン
第六章 輪廻と解脱
ーーヤージニャヴァルキヤの思想(2)
1 輪廻説とアートマン論
2 睡眠の考察
第七章 アートマンと外界
ーー『カウシータキ・ウパニシャッド』の教説
エピローグ
講談社学術文庫版あとがき
講談社学術文庫版解説 赤松明彦
引用文献索引
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