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出版社:文眞堂
出版日:2020年02月17日頃
ISBN10:4830950714
ISBN13:9784830950711
販売価格:3,520円
ここ50年間で、他のどの地域よりも際だった発展を遂げたアジアだが、世界的な貿易摩擦の激化、中国経済の成長力の弱まりなど、取り巻く環境は大きく変化している。地域全体で発展を遂げるアジアのダイナミズムは今後も維持されるのか。現在、最も勢いのあるベトナムを中心として、気鋭の研究者たちが様々な論点から検討する。
はじめに
第1部 アジア経済のダイナミズムと新展開
第1章 ASEANの経済統合:展開と評価
第2章 米中摩擦の拡大化と長期化ー貿易戦争からハイテク戦争ヘー
第3章 「一帯一路」構想下のGMS経済回廊開発
第4章 マレーシアの工業化再考
第5章 外国直接投資と経済への波及影響ー外資企業の投資効果:日系企業のデータからー
第6章 社会の高齢化と東アジア
第7章 経済発展とサーキュラーエコノミー
第2部 ベトナムの経済発展:特徴と今後の展望
第8章 生産性から見たベトナム経済の達成と課題
第9章 低位中所得国ベトナムと中所得の罠
第10章 ベトナムの経済発展とクローニー資本主義のトラップ
第11章 ベトナムの自動車産業とオートバイ産業ー競争力獲得過程の考察ー
第12章 鋼材需要からみたベトナム経済発展の特質
第13章 多国籍化するベトナム企業ー先発ASEAN企業に追随ー
第3部 アジアの中のベトナム:学際的視点からの検討
第14章 中国の影響下で試されるASEANの強靭性
第15章 日本・メコン協力枠組みの概観
第16章 ベトナム和平と国連ー国連事務総長ウ・タントの役割を中心にー
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