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出版社:文一総合出版
出版日:2012年03月24日頃
ISBN10:4829962011
ISBN13:9784829962015
販売価格:6,710円
個体間の親子関係や群落どうしの関係などは、生物のくらしを知るうえで重要な要素になるが、普通の観察によって知ることはできない。それを可能にするのが、DNAなどの情報を用いた分子生物学的な解析法だ。この15年ほどの間に急速に発達した技術を有効に用いた研究例と、応用のための基本テクニックを紹介。
目次
第1部 基礎編
第1章 分子生態学のための基礎遺伝学 津村義彦
第2章 集団遺伝学概論 舘田英典
第2部 研究事例編
第1章 花粉1粒DNA分析法を用いた繁殖生態学的研究 陶山佳久
第2章 熱帯雨林の遺伝子流動解析 谷 尚樹
第3章 樹木集団の系譜推定 Martin Lascoux・陶山佳久
第4章 絶滅危惧種の分子保全遺伝学 井鷺裕司
第5章 地域環境に適応的な遺伝子の検出 津村義彦
第3部 解析手法編
第1章 DNAマーカーの種類とその利用法 津村義彦
第2章 オルガネラDNA解析手法 平尾知士・渡辺敦史
第3章 EST-SSRマーカー開発手法 上野真義
第4章 ジェノミックSSRマーカー開発法 大谷雅人・谷 尚樹
第5章 SSRジェノタイピング手法 陶山佳久
第6章 SNPマーカーの開発手法 内山憲太郎・伊原徳子
第7章 遺伝構造データ解析 津田吉晃
第8章 花粉1粒DNA分析法 陶山佳久
種名索引
事項索引 種生物学会
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