|
出版社:芙蓉書房出版
出版日:2013年09月20日頃
ISBN10:482950594X
ISBN13:9784829505946
販売価格:1,870円
“日本国誕生の地”明日香村は、地域まるごと博物館構想を打ち出し、強いメッセージを発信している。
世界遺産登録をめざす「飛鳥」の魅力をどう引き出すか、さまざまなアプローチで提言する。
プロローグ 飛鳥のドラマツルギー 原田 保
第一章 飛鳥による明日香村のブランディング 相原嘉之
1.明日香村に飛鳥を感じる理由/2.飛鳥の時空間に浸る/3.地域ブランディングの可能性を探る
第二章 飛鳥における古代史体験の時間消費 鈴木敦詞
1.日本の国の始まりの地としての飛鳥/2.飛鳥と大陸、交流の歴史/3.飛鳥における日本の国の始まりの痕跡
第三章 飛鳥の「舞台」
-明日香ではなく飛鳥によるゾーンデザインー 鈴木敦詞
1.奈良とは異なる飛鳥のアイデンティティ/2.「都飛鳥」のゾーンデザイン/3.「都飛鳥」の4つのゾーン
第四章 キャラクターと舞台を意識したエピソードメイク 武中千里
日本で初めてキャラクターが生まれた飛鳥でのエピソードメイク/1.聖徳太子の仏教伝来と日本開化のグローバルな物語を都飛鳥でたどる/2.中大兄皇子の日本史最大のクーデターと天皇制確立の物語/3.天武天皇と持統天皇の夫婦愛と建国の物語
第五章 飛鳥のアクターズネットワーク 永田太一
1.「明日香まるごと博物館」構想の推進/2.「明日香まるごと博物館」づくりの実践/3.来訪者をサポートする村のネットワーク/4.地域ブランディングを牽引するネットワーク
第六章 飛鳥劇場の未来像を展望する 小野智貴
1.飛鳥のプラットホームとしての明日香村/2.世界遺産を指向したグローバルブランディング
エピローグ もう一度飛鳥を見つめる 森川裕一
1.ブランドデザインの下絵 飛鳥の輝きと陰/2.明日香まるごと博物館/3.もう一度飛鳥を見つめる
|