神洲天魔鏡（4）

少女・珠喪は、自らの胸から玉を取り出すと静かにこう語った。「見るがいいわ。あなたの過去を。そうして思い出しなさい…」鏡娘は、茫としたその光の向こうに、映し出される自らの過去に息をのんだ。封印されていた記憶の扉が静かに開かれていく…。囚われた鏡娘の救出を目指して、動き始める小太郎・吾妻、そして火の八部たち。一方、その裏側で暗躍する真田獣幽士、さらなる新たな闇の者どもー天を統べる力はいったい誰が手にするのか？物語はいよいよ核心へと近づく。バトル・ニンジャ・ファンタジー第四弾。