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しんとく丸の栄光と悲惨

著者:福井栄一
出版社:批評社
出版日:2021年11月02日頃
ISBN10:4826507240
ISBN13:9784826507240
販売価格:1,650円
美少年しんとく丸は、継母の呪いで視力と美貌を失い、家を追われ、流竄の身となったが、恋人の愛と観世音菩薩の功力によって再生する。 この短くも激しい物語の種子は、日本の文芸の沃野で驚くべき成長を遂げ、天を衝く巨樹となって聳えている。 本書はその成長と観察の記録である。 町辻や門口、祭礼などの場で、名もなき漂泊の民によって語られる門付けの芸、大道芸となった説経は、ささら、鉦、羯鼓などの鳴り物を背景に賑やかにしめやかに、語り手が熱をおびれば聴衆も固唾をのんで見守る大衆芸能へと変貌を遂げた。 悲劇の美少年「しんとく丸」が問わずがたりに語る、母とは何か。愛とは何か。 心の眼で何を見るか。説経節が残した問いかけにあなたはどう答えますか!? 1 説経節をめぐって (1)説教と説経 (2)堂内の布教から漂泊の芸能へ 2 説経節『しんとく丸』の世界 (1)しんとく丸とは誰か (2)四天王寺という聖地 済世利民の実践 四天王寺の西門と日想観信仰 最下層民の終焉地 四天王寺舞楽の魅力 (3)しんとく丸の波乱万丈と四天王寺 1メインステージは四天王寺 2稚児舞の栄光と恋 3捨てられた御曹司 4弱法師と呼ばれて 5再び引声堂へ 6縁の下のしんとく丸 7乙姫参上 3 家族という闇 (1)実母の急死 (2)継母の心情 (3)継子いじめ (4)貴種流離 (5)盲目のしんとく丸が見た光と闇 4 しんとく丸と愛護の若 (1)説経節『愛護の若』を読む (2)長者に子なし、というけれど (3)口は災いの元 (4)堕ちていく物語 (5)継母の邪恋 5 芸能にみるしんとく丸 (1)能『弱法師』の達観 (2)落語『ながたん息子』の滋味 (3)音楽劇『身毒丸』の怪演 (4)文楽・歌舞伎『摂州合邦辻』のどんでん返し 6 生き続けるしんとく丸 あとがき
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