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出版社:批評社
出版日:2016年08月10日頃
ISBN10:4826506473
ISBN13:9784826506472
販売価格:3,300円
はじめに(小林義孝)
第1編 河内キリシタンの繁栄とその広がり ── 神田宏大の著作から
1.ザビエルの夢の実現(講演記録から)
2.戦国時代の河内キリシタン
1 河内キリシタンの始まり/2 河内飯盛山城での集団入信/3 河内キリシタンの繁栄/4 河内はキリシタン宣教師の聖地/5 戦場での二人のキリシタン武将/6 河内キリシタンが与えた影響/7 日本各地で活躍した河内キリシタン
3.河内キリシタン人物伝
1 ロレンソ了西──盲目の琵琶法師から修道士/2 三箇頼照サンチョ──河内キリシタンの聖地・三箇城主/3 池田丹後守教正──キリシタンが集住する若江、八尾の城主/4 三木半太夫──「二十六聖人」三木パウロの父/5 結城左衛門尉アンタン──河内に福音をもたらした河内岡山城主/6 河内で最も美しかった「砂の教会堂」/7 結城弥平次ジョルジ──河内キリシタンの繁栄とその広がり/8 秀吉の「伴天連追放令」──キリシタン迫害の始まり/9 小西行長の信仰と行動/10 結城弥平次ジョルジ、その後/11 三箇アントニオ──元和大殉教の勇者/12 ディオゴ結城了雪──近畿最後の宣教師/13 三箇城跡に立って/あとがき
コラム1 神田宏大牧師と隠れキリシタン探究(今村與志雄)
第2編 河内キリシタンの世界
キリシタンと戦国時代の河内・畿内
1.三好長慶と河内キリシタン(天野忠幸)
2.戦国時代の高槻領と高山右近(仁木宏)
3.高山飛騨守・右近と高槻のキリシタン(中西裕樹)
河内キリシタン
4.河内のキリシタン遺跡(村上始)
5.モンタヌス『日本誌』の「堺市図」は深野池から見た飯盛城か?(鹿島純)
6.田原「礼幡(レイマン)」墓碑の出土状況(小林義孝)
7.河内キリシタン 進士氏と鵤氏(小谷利明)
8.河内烏帽子形のキリシタン(尾谷雅彦)
コラム2 松田毅一氏と河内キリシタン研究(佐々木拓哉)
キリシタン墓の流れ
9.千提寺のキリシタン墓(合田幸美)
10.垣内・潜伏キリシタン長墓群──江戸・禁教期を通じて築かれた深堀領飛び地六カ村の長墓群(大石一久)
河内からのキリシタンの広がり
11.京都のキリシタン遺跡(丸川義広)
12.天草に来た畿内キリシタン(中山圭)
13.東日本のキリシタン遺跡(今野春樹)
河内キリシタン探求
14.キリシタン墓碑研究のこれから──九州と畿内のキリシタン墓碑(大石一久)
15.河内キリシタン探求の歩み──本書の成り立ち(小林義孝)
あとがき(小林義孝)
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