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出版社:ひつじ書房
出版日:2021年01月29日頃
ISBN10:4823410823
ISBN13:9784823410826
販売価格:2,420円
もとより高校と大学の間で構造的に切れてしまっているライティング教育をどうつなぐかーーを考える『ライティングの高大接続』の続編。今回はもっぱら大学教師の実践的研究にフォーカスし、理念と実践のベスト・バランスを目指す。「書くこと」の経験も能力もますます多様な新入生たちを迎えてなすべきは、結局「学習者のことを知って、教える」ことである。
まえがき
序章 頭のチューニング 渡辺哲司
第1部 前線で活動する
第1章 学生の実態に即して設計・実践する文章表現教育 -大正大学の事例
1.1 高校における文章表現教育はどのように行われているのかー入学生の調査から見えてきたこと 春日美穂
1.2 多様な学習履歴をもった学生たちを大学はどのように受け止めるのかー大学における文章表現教育実践 由井恭子
第2章 「型」を学ぶー文章作成に対する苦手意識と躓きの調査から 根来麻子
第3章 大阪大学が進めるアカデミック・ライティング高大接続
3.1 大学初年次生のライティング既習状況を探る 堀一成・坂尻彰宏
3.2 大学をめざす高校生のライティング力を上げる 堀一成・坂尻彰宏
第4章 学生はアカデミック・ライティングの何が難しいのかー大学初年次生のレディネス 近藤裕子
第2部 後方で模索する
第5章 大学生が振り返る高校「国語」 島田康行
第6章 「 言語活動の充実」によって高校までの「書く」学習の機会は増えたか 渡辺哲司
第7章 知っておきたい高校「国語」改革ー新しい学習指導要領を読む 島田康行
第8章 知っておきたい高校「国語」改革ー新しい学習指導要領を読む 島田康行
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