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出版社:日本経済評論社
出版日:2022年02月17日頃
ISBN10:4818826030
ISBN13:9784818826038
販売価格:4,950円
欧州統合は前進のみが途なのか。難民危機、ブレグジット、米中角逐、ポピュリズム、コロナ禍と、激動する欧州とインド太平洋の新たな国際関係を第一線の国際政治研究者たちが鋭く分析
はじめに
序 章 危機の克服と脱EU/超EU:世界変動期の欧州統合 岡部みどり
第1部:EU加盟国:脱EU/超EUの諸相
第1章 ドイツ:変容する秩序への対応と国内政治 森井裕一
第2章 フランス:安全保障環境の変化とレジーム選択〜EU、地中海、南欧 坂井一成
第3章 イタリア:「経営者たる国家」に復活? 八十田博人
第4章 スペイン:デモクラシーと人権、欧州主義と多国間主義 細田晴子
第5章 ポーランド:強い欧州のなかの強いV4 市川顕
第6章 ルーマニア:欧州周縁における「離脱」と「発言」のダイナミクス 藤嶋亮
第7章 バルト諸国:露米欧中の狭間で変わる行動と変わらない原則 中井遼
第2部:EUの近隣:包摂と隣接のバイラテラル関係
第8章 イギリス:2つの危機で分極化する「国益」 小館尚文
第9章 トルコ:ヨーロッパ難民危機以降のEUとの関係 今井宏平
第3部:EUと世界: 地殻変動のダイナミズム
第10章 ロシア:政治的分断の構造と再協調への課題 湯浅剛
第11章 中国: 舒旻
第12章 アメリカ:「アメリカ・ファースト」の呪縛が規定する米欧関係 前嶋和弘
第13章 国連:EU多国間主義との相互補完性 植木安弘
おわりに
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