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出版社:日本経済評論社
出版日:2014年03月
ISBN10:4818822884
ISBN13:9784818822887
販売価格:4,400円
人口変動や灌漑開発、気候変動に伴う農業生産の推移などにみられた環境の長期変動を検証し、これからのインドにおける食糧需給予測、そして環境問題をどう考えていくか。
序
第1部 環境の長期変動
第1章 人口と土地開発の長期変動
──プレセンサス期を中心に── 高橋昭子・水島 司
第1節 インドの人口動向概観
第2節 地域別人口変動
第3節 チングルプット地域の人口変動
第4節 村別人口変動
第5節 土地利用から見た人口変動
おわりに
第2章 センサス期(1881〜2011年)の人口変動 宇佐美好文
はじめに 57
第1節 第1期(1881〜1941年)
第2節 第2期(1951〜2011年)
第3章 降水動向と農業・都市 岡本勝男・堀野豊人
はじめに
第1節 降水量と農業生産
第2節 降水量と地表水資源量
おわりに
第2部 今日の環境問題
第4章 インドの農村と食料生産 川島博之
第1節 人口
第2節 人口密度と食料自給
第3節 穀物生産
第4節 食肉の生産と消費
第5節 穀物貿易
第6節 アフリカとの比較
第5章 食料生産に伴う窒素循環と環境汚染
──インドとアジア諸国の変化── 新藤純子
はじめに
第1節 世界とアジアの穀物生産の変化
第2節 アジアの食遷移
第3節 窒素肥料と単収
第4節 食料生産・消費に伴う窒素フローと環境影響
第5節 耕地における窒素バランス
第6節 1人当たりの窒素の環境負荷
第7節 食料生産、消費に起因する水質汚染
第8節 南・東・東南アジアの今後の窒素負荷と対策
第6章 県別窒素負荷量の推計からみるインドの環境問題 関戸一平
はじめに
第1節 農業生産部門の窒素負荷量
第2節 州別にみた食料消費量の変化と家庭部門の窒素負荷量
第3節 県別人口移動の推計
おわりに
終 章 21世紀におけるインドの環境問題の行方 川島博之
はじめに
第1節 インドの食料生産と人口
第2節 インドの環境問題
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