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出版社:二宮書店
出版日:2019年11月19日頃
ISBN10:4817604433
ISBN13:9784817604439
販売価格:2,750円
2022年度から高等学校で新たに「地理総合」が必履修科目として設置される。本書は新学習指導要領における「地理総合」の構成に目次を揃え、想定される授業について指導方法や授業展開を提案した授業実践の事例集。千葉県高等学校教育研究会地理部会を執筆陣として、これまでに培ってきた授業のノウハウを一冊にまとめた。
第1章 地図や地理情報システムで捉える現代世界
1 地図は身近な存在
2 紙上でGIS,空間分析の初歩
3 GISを活用した授業実践
4 「地理総合」に向けての交通の授業
コラム1 オリジナル問題がつくれない
第2章 国際理解と国際協力
第1節 生活文化の多様性と国際理解
1 大気大循環は難しくない
2 気候学習から規則性を発見させる
3 日常生活中で無意識にかかわっている産業の恩恵と副作用
4 多国籍企業について調べ、発表を取り入れたアクティブ・ラーニング
5 「アルプスの少女ハイジ」から学ぶアルプスの自然と人々の生活
6 生活・文化の多様性と国際理解
コラム2 エシカルな消費者を育てる
コラム3 地理的な視点で歴史の事象を彩る
第2節 地球的課題と国際協力
1 「人口」を用いて地域を科学的に理解する
2 地球的課題としての食料問題
3 水資源から世界を考える
4 都心と郊外の様々な都市問題を身近な事例から考える
5 民族問題を授業でどのように扱うのか
6 日本の領土問題を考える
7 「貿易ゲーム」によって先進国と途上国間の格差を理解させる
コラム4 カルトグラム(変形地図)の世界へ
第3章 持続可能な地域づくりと私たち
第1節 自然環境と防災
1 世界の自然災害と防災を学ぶ
2 ハザードマップ・防災ゲーム(DIG・クロスロード)を活用した授業
3 生徒と災害の間に心の距離をつくらない防災教育
第2節 生活圏の調査と地域の展望
1 新旧地形図から学校周辺地域の変遷を探る
2 地域の歩みや現状を知り,社会的課題の解決を考える授業
3 東京ディズニーランドができるまでとその周辺施設のかかわりの学習
4 身近な地域を理解するための方法
5 学校を中心とした身近な地域の調査
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