|
出版社:梨の木舎
出版日:2009年08月10日頃
ISBN10:4816609083
ISBN13:9784816609084
販売価格:3,850円
「歴史をどうとらえるか」という問題意識を
共有しながらも、いままで、歴史教育者としての教師と歴史研究者の
交流や相互理解は十分ではありませんでした。
本書は、歴史教育の実践者である教師と歴史研究者との
対話=「協働」の試みです。
今日の歴史教育を取り巻く状況をうけとめ、
ゆれる「境界・国家・地域」という視点から見つめなおします。
小・中・高校の歴史教師や研究者必読です!
目次(抜粋)
第1章.境界と領域の歴史像
高校生が自分たちの民族意識を捉え直す日本史の授業
歴史和解の方法としての東アジア史
語られたアイヌ像
第2章 地域 営みの場の広がりと人間
昔の暮らしとまちづくり(小学校)
「荒廃」の地域像
百姓一揆の意識と行動
第3章 交流のなかの東アジアと日本
古代・中世における仏教思想の浸透
女真海賊の侵攻と日本・高麗関係
第4章 現代社会と歴史理解
開かれた小学校歴史教育と国際的視野
基地の街・朝霞から見える日本・世界
在日朝鮮人一世の生業と夜間中学
|