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宗教文化は誰のものか

著者:永岡崇
出版社:名古屋大学出版会
出版日:2020年10月27日頃
ISBN10:4815810052
ISBN13:9784815810054
販売価格:5,940円
信仰の“内か外か”を越えてーー。最大の宗教弾圧事件の記憶は戦後、いかに読み直され、何を生み出してきたのか。教団による平和運動を導くとともに、アカデミアにおける「民衆宗教」像の核ともなった「邪宗門」言説の現代史から、多様な主体が交差する新たな宗教文化の捉え方を提示。 凡例 序 章 大本弾圧事件の戦後 一 事件の残骸 二 〈事件〉が切りひらく世界 三 読みの運動と解釈共同体 四 協働表象が生じる場 五 結節点としての大本七十年史編纂会 六 本書の構成 七 戦前期大本の歩み 第1章 戦後大本と「いまを積み込んだ過去」--前進と捻じれの平和運動 はじめに 一 大本の平和運動をとらえるためのふたつのスケール 二 七王も八王も王が世界に在れば…… 三 出口伊佐男の世界連邦主義 四 人類愛善ー世界連邦運動の展開 五 人類愛善ー原水禁運動のはじまり 六 出口榮二の平和思想 七 人類愛善運動とアジア主義 八 平和運動の軋み 九 破裂 おわりに 第2章 〈事件〉をめぐる対話 はじめに 一 「神さまの摂理」としての〈事件〉 二 大本邪教説の再構成 三 予備調査へ 四 〈事件〉をめぐる対話 おわりに 第3章 宗教文化は誰のものか はじめに 一 大本七十年史編纂会の形成 二 “民衆宗教”という表象 三 教祖の人間化 四 戦争と平和 五 〈事件〉は誰のものか 六 『大本七十年史』とその後 おわりに 第4章 “民衆”の原像ーー出口榮二と安丸良夫 はじめに 一 アイヌへのまなざし 二 “土”の文化と縄文 三 「万教同根」とアジア主義 四 読みの運動のなかの『出口なお』 五 無意識としての神 六 筆先の「改編」 七 “民衆”の原像 おわりに 第5章 “民衆宗教”の物語の起源ーー教祖をめぐる欲望の系譜学 はじめに 一 新宗教研究と複数の経路 二 単層的な教祖像 三 深層への遡行 おわりに 第6章 反倫理的協働の可能性ーー高橋和巳『邪宗門』を読む はじめに 一 高橋和巳の衝動とひのもと救霊会 二 ひのもと救霊会の構造 三 〈事件〉の変奏 四 協働の反倫理性 おわりに 終 章 批判的宗教文化への視角 一 “いま”を生きる大本 二 苦闘の軌跡へ 三 捻じれた連続性 四 “本質”をめぐる解釈闘争 五 戦後社会のなかの“民衆宗教” 六 分析的介入の課題 註 大本関連年表 あとがき 図表一覧 索引
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