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カニの歌を聴け

著者:竹下文雄
出版社:京都大学学術出版会
出版日:2022年04月15日頃
ISBN10:4814003951
ISBN13:9784814003952
販売価格:2,200円
「グーッ・グーッ・グーッ……」暗い穴の奥でかすかに響く低い音。これはハクセンシオマネキのオスがメスを巣穴に誘う求愛音だという。しかしどんな音がメスに好まれるのかも、そもそも音がカニの身体のどこから出ているのかすらも分からない。不思議な歌に導かれてカニ研究者になった著者が見た、炎天下の干潟の恋模様。2021年度日本動物行動学会賞受賞研究 プロローグ 1章 干潟への招待  ハクセンシオマネキとは  「ハクセンシオマネキは鳴くよ」  繰り返す満ち引きの間で  二つの恋のかたち  いざ研究開始! 2章 カニの歌を聴け  ハクセンシオマネキの聖地へ  ハクセンシオマネキの観察  鳴かぬなら鳴かせてみよう  音はどこから? 3章 メスの本音ーどんな歌が好き?  求愛音へのメスの好み  恋人を探すメスを見つける  たくさん鳴くオスが好き  歩き出したカニ研究者 4章 オスの本音ー腹が減っては恋もできぬ  オスの状態と求愛の強さ  カニの腹加減を操作する  三つの求愛シグナル  悩ましい結果とオスの算段  巣を持たないポスドクの仕事探し 5章 カニの三角関係  ライバルによる妨害  灼熱の追跡調査  激録!近隣オスによる妨害の瞬間  悩めるメス  妨害オスの狙い  ふたりを遮る壁 6章 オスの事情ー体の色が変わる理由  恋の色模様  変化する色を捉える  色が物語ること 7章 研究者の事情ー恋の終わった干潟から  飼育室とナメクジウオと私  ゴマフダマと二枚貝と私 8章 メスの事情ー恋人探しを急ぐ理由  忙しい夏  暑さと産卵のタイムリミット  追跡調査、再び  選り好みする利益とコスト  新たな巣へ Column 1 干潟のカニたち Column 2 臨海実験所 Column 3 カニの耳 Column 4 調査道具 Column 5 干潟の厄介者 Column 6 シオマネキ類の不思議なハサミ Column 7 助け合うシオマネキ Column 8 干潟に警察 エピローグ 引用文献 本書の内容が書かれた論文 さらに詳しく学びたい方へ 索引
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