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出版社:京都大学学術出版会
出版日:2019年10月18日頃
ISBN10:4814002440
ISBN13:9784814002443
販売価格:3,850円
「共感」に基づく「徳」の倫理学。ヒュームの多元的な価値観は示唆に富み、高度で多様な技術が発達した現代において有効な議論を提起する。近年注目度がますます高まる道徳論を最新訳で読む。
凡 例
訳者からのメッセージ
読者案内
第一部 徳と悪徳一般について
第一節 道徳的区別は理性に由来しない
第二節 道徳的区別は道徳的感覚に由来する
第二部 正義と不正義について
第一節 正義 自然的徳か、それとも人為的徳か
第二節 正義と所有の起源について
第三節 所有について決定する、諸々の規則について
第四節 同意による所有権の移譲について
第五節 約束の責務について
第六節 正義と不正義に関するいくつかの更なる省察
第七節 統治機構の起源について
第八節 〔統治機構に対する〕忠誠の源泉について
第九節 〔統治機構への〕忠誠の限度について
第十節 忠誠の対象について
第十一節 諸国間の法について
第十二節 貞操と慎ましさについて
第三部 他の徳と悪徳について
第一節 自然的徳と自然的悪徳の起源について
第二節 こころの偉大さについて
第三節 善良さと善意について
第四節 自然に備わる能力について
第五節 自然に備わる能力に関するいくつかの更なる省察
第六節 本書の結論
解説
あとがき
索引(人名・事項)
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