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出版社:昭和堂
出版日:2020年03月23日頃
ISBN10:4812219183
ISBN13:9784812219188
販売価格:2,640円
世界人口の四分の一強を占める南アジア。「貧困」「停滞」のイメージが過去のものとなり、「発展」や「新興国」といった新たなキーワードで語られるようになった。国際的に存在感を増すこの地域の全体像を捉えるため、最新の研究成果をわかりやすくまとめた入門書。
序 章 南アジア世界の醍醐味
第1章 地理ーー厳しい自然環境,急増する人口,変貌する都市
第2章 歴史ーー多様性社会の挑戦と葛藤の軌跡
第3章 宗教ーーさまざまな信仰が共存する南アジア
第4章 哲学・思想ーー現代に息づく伝統思想の世界
第5章 政治ーー多様な経路をたどる南アジアの民主主義
第6章 経済ーー人びとの生活の質を問う
第7章 産業ーーサービス産業の発展と工業の停滞
第8章 社会ーー多様な人びとが織りなす暮らし
第9章 ジェンダーーー政治化される身体
第10章 教育ーー高まる教育熱の行方
第11章 文化ーー人びとが日々生きている多様性
第12章 連環地域・世界ーーインドを“中心” にしない「地域」の切り取り方
1 ヒマラヤ地域ーー聖山への眼差しの歴史から考える
2 ゾミアーー国家の支配に抗した山岳地帯
3 環インド洋地域ーー海がつなぐ世界
4 イスラーム世界ーー国境を越えるムスリム・ネットワーク
5 南アジア系移民の世界ーー植民地の年季契約労働から,出稼ぎ,高度技能人材まで
第13章 南アジアと日本ーーイメージと現実の交錯
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