|
出版社:昭和堂
出版日:2019年12月16日頃
ISBN10:4812219051
ISBN13:9784812219058
販売価格:3,850円
習近平率いる現代中国は、グローバル・ガバナンスへの関与を強めながら世界秩序の中心に近づきつつあると自負する。一帯一路をはじめ北朝鮮やアフリカ、中南米への国際援助など自らの対外政策をいかに説明しているか、現地社会からどう見られているか、双方向から考察
する。
序章 中国の世界展開
----対外進出のねらいと現地からの視線 (川島真)
第一部 中国の世界秩序観と対外政策
第1章 中国の一帯一路構想 (高原明生)
第2章 中国の対外援助のとらえ方 (北野尚宏)
第3章 習近平政権下の外交・世界秩序観と援助
----胡錦濤政権期との比較を踏まえて (川島真)
第二部 アフリカと中国
第4章 アフリカ史の新たな動力源、中国 (平野克己)
第5章 アフリカにおける中国認識
----中国の南部アフリカ進出と域内関係の変容 (遠藤貢)
第6章 中国の対アフリカ外交
----江沢民政権末期〜胡錦濤政権期の対東部アフリカ
外交を中心に (川島真)
第三部 中国と周辺、そして世界との関わり
第7章 中国の対メコン地域諸国援助 (畢世鴻 川島真訳)
第8章 中国の対北朝鮮援助 (堀田幸裕)
第9章 中南米地域をめぐる中台関係 (松田康博)
|