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出版社:昭和堂
出版日:2019年10月10日頃
ISBN10:4812219043
ISBN13:9784812219041
販売価格:2,970円
国際政治学・国際関係論の専門家が、〈周縁〉からの思考を軸に、各自の問題関心に照らして、変動期に直面した世界政治と平和の条件を主としてアジアの視点から論じる。
序章 日本の平和研究とアジア 佐藤幸男
第1部 ポストコロニアリズムの平和学
第1章 石油から見る惑星限界の系譜学 前田幸男
第2章 新たなる〈文明〉論の構築 鈴木規夫
第3章 日本帝国の周縁としての琉球 松島泰勝
第4章 沖縄から平和憲法を問い直す 小松 寛
第2部 トランスナショナルな世界の平和学
第5章 トランスナショナル・リレーションズ研究としての移動・
移民研究 宮島美花
第6章 〈周縁〉からのヒトの移動と平和学 竹村 卓
第7章 SDGs時代における平和学 佐渡友 哲
第3部 政治的移行期の平和学
第8章 アジアの民主化と分離主義 五十嵐誠一
第9章 境界における武力紛争の再発と継続 峯田史郎
第10章 ベトナム戦争を巡る「北」と「南」の相克 福田忠弘
第4部 リージョナリズムの平和学
第11章 平和学の方法としてのリージョナリズムとアジア 多賀秀敏
第12章 越境地域協力(CBC)研究の変容と課題 高橋 和
第13章 デュアルマンデート(Dual mandate)研究序説 柑本英雄
第14章 東アジアの越境地域協力(CBC) 中山賢司
終章 「アジア共同体」幻影と〈恭生〉の国際秩序観 森川裕二
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