言霊はゆく

身の回りの人や世相に対する思いを忌憚のない批評とともにつづる珠玉のエッセイ集。しかし、その根底にある、より良い社会を願う著者の心は、真の人間としての営みを伝える「言霊」となって読む者に伝わり、精神の奥深くに染み込んでくるであろう。待望の第二弾、全三十編。