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出版社:経済産業調査会
出版日:2017年08月10日頃
ISBN10:4806529958
ISBN13:9784806529958
販売価格:2,566円
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我が国ものづくり産業の現状と課題を先進企業の事例を多数交えて詳細に解説!
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我が国経済は、安倍内閣の経済政策(「アベノミクス」)の下、企業収益の改善が進み、従業員への利益還元が中小企業に広がるなど「経済の好循環」が着実に進展しております。一方、新興国における景気減速などの世界経済の変化に伴い、経営者は、先行きに不透明感を感じている様子もうかがえます。
こうした現状にある我が国ものづくり産業について、本書第1部では、その直面している課題、さらには必要な対応の方向性を以下のとおり取り上げております。
第1章では、「我が国ものづくり産業が直面する課題と展望」として、我が国ものづくり企業の主要課題となっている「付加価値の最大化」及び「人材不足の中での現場力の維持・向上」について記述しております。また、様々なつながりにより価値創出を実現する産業“Connected Industries”の実現に向けた取組に言及するとともに、価値創出の鍵を握るデジタル技術利活用の具体的事例を産業タイプ別に類型化して提示。さらに、上記の主要課題の解決に向けて有効と考えられる取組の方向性を整理の上、記述しております。
第2章では、「ものづくり産業における人材の確保と育成に関する課題と対応」として、少子高齢化による労働力人口の減少や、グローバル化の一層の進展などの経済環境の変化が、人材の確保、定着及び育成に与える影響や課題について分析するとともに、実際にものづくり企業の現場で行われている人材の確保・育成の取組等について記述しております。
第3章では、「ものづくりの基盤を支える教育・研究開発」として、ものづくりにおいて重要な鍵となる優れたものづくり人材の育成や教育・文化基盤の充実、また、ものづくりを支える基盤技術の研究開発の状況等について記述しております。
また、第2部では、政府が平成28年度においてものづくり基盤技術の振興に関して講じた施策について、網羅的に記述しております。
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