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出版社:中央法規出版
出版日:2021年07月17日頃
ISBN10:4805882727
ISBN13:9784805882726
販売価格:2,860円
○高齢患者さんの「可能性」を考えたことはありますか?
○本書で高齢者の「可能性」を引き出す看護実践を学べます!
○日本のケアや教育の現場に根差したリハビリテーション看護の必読書!
日常のケアにリハビリテーションを取り入れる方法を紹介する一冊。あらゆる動作をトレーニングに活かし,高齢者の身体機能の維持・向上,フレイル予防などを図る看護ケアのポイントとノウハウがわかります。
高齢者ケアに携わる看護職はもちろん,看護学生や介護スタッフ,リハビリテーションスタッフなどに役立ちます。
【本書の特徴】
○デンマーク・コペンハーゲンで在宅ケアシステムを構築し,日本でも長年にわたり,病院や施設のコンサルテーションや高齢者支援に取り組んできた著者が,これまでの実践をもとにリハビリテーション看護のあり方や円滑なチームケア等を解説。
○高齢者施設やデイサービス,在宅などでちょっとした工夫でできる,日常ケアへのリハビリテーションの取り入れ方を,豊富な写真で紹介。
○高齢者の身体機能を維持・向上させ,フレイル予防にも活かせる視点が満載。
【目次】
第1章 デンマークにおける高齢者ケアー日本との比較から学ぶ
第2章 高齢者をケアの対象ではなく主体的なパートナーにするー意思決定プロセスにかかわる重要な存在になる
第3章 リハビリテーションの成功の鍵は看護師が握る
第4章 寝たきりから杖歩行ができるまでー脳梗塞の後遺症がある人のリハビリテーション看護
第5章 デイサービスセンターでのリハビリテーション看護ー考え方を少しだけ変えてみよう
第6章 特別養護老人ホームで生活する高齢者の思いを知る
第7章 特別養護老人ホームにおけるリハビリテーション看護の実践と成果ー実習をとおして学ぶ
第8章 衰弱の連鎖を断ち切るために
【著者情報】
著者:レーネ・ホレンナー
1948年生まれ。デンマークのオーフス大学で1999年看護学修士取得。25年以上にわたり,コペンハーゲン市における高齢者・障害者のための社会的サービスおよび在宅介護サービスの維持発展に貢献。その後,デンマークの先進的な社会福祉・保健介護部門で培った経験と成果を,海外へ紹介・普及させてきた。
日本には日本看護協会などの招きで1988年に初来日。以後,デンマークにおける実践にヒントを得た,滋賀県水口町の24時間巡回型サービスの立ち上げなどにかかわる。その後も,香川県や山梨県など全国各地の医療機関・介護施設等で,デンマークの実践に基づくリハビリテーション看護の手法などを取り入れ,コンサルテーションにあたってきた。旭川大学でも8年間教鞭をとり,2017年3月に退官。
監訳者:公益財団法人日本訪問看護財団
訳者:高波千代子(たかなみ・ちよこ)
原著英訳協力:ラーズ・ホレンナー・アペル
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