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出版社:中央大学出版部
出版日:2021年03月15日頃
ISBN10:4805753595
ISBN13:9784805753590
販売価格:4,730円
心に響く言葉はどれですか。<社会で生きる自然人><総合人間学><セレブリテ><聴くー聴かせる><有益な過ち><確実な認識><自己語りのエクリチュール><オペラの幻想><政治的受容><統治・習俗・世論><キャラクテール・ナショナル><アーレント><九月虐殺>
2012年のルソー生誕300周年から9年。中央大学人文科学研究所・共同研究チーム「ルソー研究」の二期十年を締め括る論集。「『エミール』論考」、「道徳・感覚・感情論考」、「政治論考」の三部構成。文学、教育、政治分野から13名のルソー研究者が結集。ルソー研究の現在から未来を展望する人文科学・社会科学の垣根を越えた研究叢書。
第一部 『エミール』論考
第一章 エミールはどこに住むのか?
第二章 総合的人間研究(総合人間学)の先駆者としてのルソー
第三章 脆弱性としての著名性
第四章 「信仰告白」が『エミール』に為そうとしたこと
第五章 有益な過ち
第二部 道徳・感覚・感情論考
第六章 『道徳書簡』「第三書簡」の二源泉
第七章 結節点としての内的感覚
第八章 『新エロイーズ』とオペラの幻想
第三部 政治論考
第九章 「政治的受容」とは何か
第十章 ジャン= ジャック・ルソー『社会契約論』における
「統治(gouvernement)」「習俗(moeurs)」「世論(opinion publique)」
第十一章 国民から人民へ
第十二章 ルソーにおける自由と人民主権
第十三章 九月虐殺とルソーの戦争状態論
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