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出版社:信山社出版
出版日:2024年03月28日頃
ISBN10:4797266783
ISBN13:9784797266788
販売価格:3,080円
◆今、世界人類の未来を「法」から考えるためにー本号も充実の執筆陣・内容で研究・実務における、時代の要請に応える◆
18号は、EUの「炭素国境調整メカニズム規則」に関する国際法の観点からの分析(高島)、ノーモア・ミナマタ近畿訴訟判決の因果関係論に対する評価(新美)。前号から続く「〈特集〉 環境影響評価制度(その2)」に、「環境アセスメント制度の空間管理の課題」(勢一)、コメント「SDGs と環境アセスメント」(原科)を掲載。
『環境法研究第18号』
大塚 直(早稲田大学大学院法務研究科教授) 責任編集
【目 次】
はしがき〔大塚 直〕
◆1◆ EUの炭素国境調整メカニズム規則について〔高島忠義〕
1 は じ め に
2 規則案の主要な修正項目
3 規則案の修正とWTO規則
4 お わ り に
◆2◆ ノーモア・ミナマタ近畿訴訟大阪地裁判決における疫学的因果関係の検討〔新美育文〕
1 は じ め に
2 因果関係認定の論理構造
3 疫学的因果推定のための基本的な問題
4 基本的問題への対処ー疫学的知見の解釈
5 大阪地裁判決の疫学的因果推定とその検討
6 ま と め(56)
〈特集〉 環境影響評価制度(その2)
◆3◆ 環境アセスメント制度の空間管理の課題ー風力発電に対する立地問題を契機として〔勢一智子〕
1 風力発電をめぐる環境アセスメントの2つの課題
2 陸上風力発電の立地問題
3 洋上風力発電の立地問題
4 風力発電の立地問題と環境アセスメント:空間管理の環境化に向けて
◆4◆ SDGsと環境アセスメントー簡易アセスメントの導入が持続可能な社会への道を開く〔原科幸彦〕
は じ め に
1 持続可能な開発とアセスメント
2 環境アセスメントの本質
3 環境社会配慮の進展
4 MDGsからSDGsへ
5 社会基盤としての簡易アセスメント
おわりに:簡易アセス導入に向けて
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