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出版社:信山社出版
出版日:2023年03月27日頃
ISBN10:479726571X
ISBN13:9784797265712
販売価格:3,190円
◆理論・実務に幅広く有用な研究雑誌 - 特集〈ロシアのウクライナ侵略をめぐる国際法上の課題〉◆
国際法学の一層の発展を目指した、研究、実務に必備の国際法の専門雑誌。本号は、特集「ロシアのウクライナ侵略をめぐる国際法上の課題」の第1弾を掲載。信頼の実務家と研究者が一堂に集い、益々充実。【2023年3月は第12号と同時刊行】
『国際法研究 第11号』
岩沢雄司・中谷和弘 責任編集
【目 次】
〈特 集〉ロシアのウクライナ侵略をめぐる国際法上の課題
◆はじめにかえて:編者メモ〔中谷和弘〕
◆ロシアのウクライナ侵略への国際連合の対応〔吉川元偉〕
はじめに
1 ロシアのウクライナ侵略に関する国連での主な動きと考察(2022年2月23日から11月1日まで)
2 ロシアのウクライナ侵略に関する国連での主な動きと考察(2014年2月28日から2022年2月23日まで)
3 いくつかの教訓
おわりに
◆安保理の機能と現実〔野々村海太郎〕
はじめに ー 国連と安保理に対する期待値
1 ロシアのウクライナ侵略 ー 拒否権が行使されたから安保理は機能不全なのか
2 ロシアによるウクライナ侵略への国連全体としての対応
3 安保理が機能するとはどういうことか
4 安保理の改革の試み
おわりに
◆ロシアのウクライナ侵攻と国際犯罪ー複層的訴追の可能性と課題〔佐藤宏美〕
はじめに
1 国際的な裁判所での訴追
2 国内裁判所での訴追
3 訴追対象の犯罪と,刑事責任に関する基本原則
4 裁判手続きと司法協力
おわりに
◆ウクライナIT軍と戦闘員資格ーサイバー武力紛争法の再確認か発展か〔黒崎将広〕
はじめに
1 ウクライナIT軍は武力紛争法上の「軍隊」か
2 ウクライナIT軍の構成員は戦闘員か
3 非特権的交戦者としてのウクライナIT軍
4 ウクライナIT軍に対してウクライナと第3国はいかなる責任を負うのか
おわりに
◆ウクライナ侵攻と越境移動する人々〔立松美也子〕
はじめに
1 日本におけるウクライナ避難民保護
2 難民条約上の難民基準
おわりに
◆ロシアの軍事侵攻に抗するウクライナの国際訴訟戦略〔中島 啓〕
はじめに
1 国際訴訟戦略論
2 仮保全措置
3 訴訟参加
おわりに
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