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出版社:晶文社
出版日:2017年06月16日頃
ISBN10:4794968302
ISBN13:9784794968302
販売価格:1,760円
国が掲げている目標の「国土の均衡ある発展」は有効なのか? 現状進んでいる「東京一極集中」をこのまま是認していいのだろうか? 人口減少が避けられない日本にとって、すべてのエリアでの人口増加は不可能である。「一部エリアの人口の増加」と「その他の地域での人口減」の幸福な同居こそが現実的な解ではないのか。また災害が多い日本では、東京の一極集中はリスクを伴う。リスクを分散させ、金沢、高松、山口、長野、福岡はじめ、東京の近郊など、10万人以上の中規模都市を豊かに、個性的に発展させることが、日本の未来を救う。建物の時間と場所のシェア、ナイトタイムエコノミー、地元農業と都市の共存……多くの工夫と創造によって、前向きな明日が生まれる。
はじめに 飯田泰之
序論 地域再生を巡る基礎理論
飯田泰之
1章 センシュアス・シティから見る地方都市の魅力
島原万丈
2章 開発のあとに拡がる消費空間の二極化
新雅史
3章 地域再生における建物利活用の未来
広瀬郁
4章 都市にとってのナイトタイムエコノミー
木曽崇
5章 地域経済を支える企業人たち
藤野英人
6章 地方都市住民に貢献する地域農業モデル
浅川芳裕
おわりに 飯田泰之
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