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増補版 道の駅/地域産業振興と交流の拠点

著者:関満博  / 酒本宏
出版社:新評論
出版日:2016年07月07日頃
ISBN10:4794810431
ISBN13:9784794810434
販売価格:2,970円
本書の初版を公刊したのは二〇一一年七月、東日本大震災の四カ月後であった。震災の頃は編集の最終局面にあった。海岸に近い宮古市の「みやこ」、陸前高田市の「高田松原」、気仙沼市の「大谷海岸」、いわき市の「よつくら港」の四つの道の駅は津波によって破壊された。他方、少し高台にあった道の駅は一時避難所としての役割を果たし、避難者支援、食料供給等に従事した。道の駅の「防災機能」は、すでに二〇〇四年一〇月の中越地震の頃から注目されていたのだが、大半の道の駅では自家発電設備もなく、トイレも使えないなどの問題が生じた。  震災直前の二〇一一年三月三日時点で、全国の道の駅の登録数は九七〇カ所であった。その後も登録は増え続け、一五年一一月五日時点で一〇七九カ所となっている。設置開始当初は、道路利用者のための「休憩機能」、道路利用者と地域の人びとのための「情報発信機能」、道の駅を核として地域の町どうしが連携する「地域の連携機能」の三つが意識されていたのだが、その後、地域の農産物や加工品の直売といった「地域産業振興の機能」が加わり、さらに先の震災後はとりわけ「防災機能」が強く意識されるようになっている。  初版刊行から五年、「道の駅めぐり」などのガイドブックは続々と刊行されているが、地域の経済・社会的側面からその機能や役割を見据えようとしたものはいまだ本書以外にない。幸い高評を得て品切となったのを機に、震災を挟むこの五年の大きな変化を踏まえた「補論」を付し、増補版の形で改めて公刊することとした。この間に焦点化された最大のテーマは「防災拠点としての意味合いの強まり」であり、それに関連して人口減少・高齢化という社会全体の課題への対応も検証されることになろう。(せき・みつひろ)
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