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著者:仁科邦男
出版社:草思社
出版日:2017年12月19日頃
ISBN10:4794223129
ISBN13:9784794223128
販売価格:1,650円
上野公園の西郷隆盛の銅像が犬を連れていることから、
「西郷といえば、犬」というイメージは、一般によく知られている。
だが、西郷が「異常なほどの犬好き」であったことは、あまり知られていない。
幕末京都の祇園の茶屋で、伊藤博文、木戸孝允などの長州勢が
夜中まで芸者をはべらせ、歓を尽くす中、
西郷ひとりは、芸者には目もくれず、愛犬と鰻飯。食べ終えたら、即帰宅。犬にしか興味がないのだ。
また、戊辰戦争のさなかに、ささっと鹿児島に帰り、犬を引き連れ、狩り、温泉ざんまい。
明治7年には、鹿児島・指宿(いぶすき)の鰻温泉に犬13匹を連れて、温泉旅行(犬最多記録)。
そして、西南戦争には、あろうことか、犬連れ出陣。
熊本、宮崎と撤退を続け、味方の兵士が次々と銃弾に倒れていく中、
西郷は相も変わらず、犬を連れ、狩りにいそしんでいた。
なぜそれほどまでに、犬から離れられなかったのか──
西郷は、維新最大の立役者であるにもかかわらず、
明治政府の中で、目立った仕事をしていない。
明治6年の征韓論争に敗れ、鹿児島に帰った後の動きも、あまり知られていない。
そして、なぜ西南戦争を起こしてしまったのかも、あまり知られていない。
多くの謎に包まれた男なのである。
西郷本は世の中にあまたあれど、西郷の人格を尊ぶものなどが中心で、
「西郷の謎」を真に明らかにした本は、見当たらない。
西郷とは何者か、それは、彼の業績を追っても見えてはこない。
彼がこよなく愛した犬との歩みをたどってこそ、西郷が見えてくるのである。
西郷は犬と一緒にいるとき、素の自分でいられた。
犬との歩みから、
西郷が「その時、何を思っていたのか」が鮮明に見えてくるのである。
本書の著者、仁科邦男氏は
犬関連史料の収集を40年も続けている、唯一無二の「犬の歴史家」である。
初の一般書「犬の伊勢参り」(平凡社新書)で脚光を浴び、
弊社刊「犬たちの明治維新 ポチの誕生」でもヒットを飛ばした。
その著者の最新刊が、
本書「西郷隆盛はなぜ犬を連れているのか 西郷どん愛犬史」である。
あまたある西郷本とは一線を画す、
西郷の「こころ」に肉迫できる希有な書である。
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