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福田恆存 思想の〈かたち〉

著者:浜崎洋介
出版社:新曜社
出版日:2011年11月22日頃
ISBN10:4788512637
ISBN13:9784788512634
販売価格:4,290円
◆2012年、生誕百年の再評価◆ 福田恆存という人をご存知でしょうか。シェイクスピアやD・H・ロレンスの翻訳で知られた英文学者・劇作家です。文芸評論家としても、小林秀雄の跡を継ぐ人と期待されましたが、平和憲法を批判したり革新系の知識人はもとより、清水幾太郎、江藤淳などの保守派の友人たちをも徹底的に批判し、何を言いたいのか分からないとして思想的に孤立化しました。一方で、新左翼の学生たちからは「支持」されました。福田はほんとうは何を言いたかったのでしょうか。本書は、あくまで彼の書いたものを忠実にたどることで、誤解にまみれた福田恆存の実像に迫ります。初期の文学論から、中期の芸術論、そして国語改革批判まで、彼の「歩き方」「生き方」に連続性・一貫性を見出すことで、硬派の思想家・福田恆存の全体像を描き上げます。来年の生誕百周年を前に再評価の起爆剤になりそうな、気鋭渾身の力作です。 福田恆存 思想の〈かたち〉--目次 序 章 福田恆存と「保守」 1 戦後史における福田恆存評価ーー一九八〇年代まで 2 江藤淳からの距離ーー福田恆存の「保守」派批判 3 三島由紀夫からの距離ーー福田恆存の二元論 4 「国家」からの距離ーー福田恆存の清水幾太郎批判 5 本書の立場ーーその構成・方法・課題 第一章 福田恆存と「近代」--原点としての「イロニー」 1 戦後の出発ーー「政治と文学」論争を中心として 2 保田與重郎と福田恆存ーー昭和初期の「心情」 3 「横光利一と「作家の秘密」」から「嘉村礒多」へーー「芸術家」の位置 4 「芥川龍之介論(序説)」についてーー「比喩」の造形 5 「芥川龍之介1」と「道化の文学ーー太宰治論」--「風景」の破砕 6 「純情」からの訣別ーー「芸術」に向けて 第二章 福田恆存と「芸術」--転回点としての「演戯」 1 〈近代=小説〉の閉塞ーー福田恆存の課題 2 D・H・ロレンスと福田恆存(1)--『黙示録論』について 3 D・H・ロレンスと福田恆存(2)--チャタレイ裁判まで 4 『否定の精神』から『芸術とはなにか』へーー昭和二十五年の〈飛躍〉 5 「平和論」論争と『人間・この劇的なるもの』--「全体」とは何か 6 「全体」から「言葉」へーー過去への視線 第三章 福田恆存と「国語」--決着点としての「言葉」 1 「国語改革」というイデオロギーーー国語国字論争まで 2 「現代かなづかい」論争ーー福田恆存の金田一京助批判 3 福田恆存と時枝誠記ーー「言語過程説」をめぐって 4 『私の国語教室』と『批評家の手帖』--昭和三十四年の言語論 5 六〇年安保闘争と福田恆存ーー「見とほさない」ということ 6 「まねび」と「演戯」--小林秀雄と福田恆存の「言葉」 終 章 福田恆存という人間ーー総括と感想を兼ねて 1 保守思想と福田恆存 2 福田恆存という人間 注  あとがき 事項索引 人名索引  装幀ーー難波園子
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