裁判官の視点　民事裁判と専門訴訟

東京高等裁判所部総括判事を務めた執筆陣が、通常訴訟の他、専門訴訟として会社訴訟、知的財産訴訟、建築訴訟、行政訴訟、医療訴訟、労働訴訟、さらには控訴・上告を対象にその神髄を説く。裁判官・弁護士の必読書。 ＜主要目次＞ 第1章?? 一般民事訴訟　--　福田剛久　 1　総論ーー審理手続 2　各　　論 3　提　　言 第2章?? 会社訴訟　--　門口正人 1　はじめに 2　会社をめぐる社会情勢と裁判所の役割 3　会社訴訟の種類 4　会社訴訟に関わる規範 5　会社訴訟の手続 6　会社訴訟の特徴 7　会社訴訟の審理 8　商事保全・会社非訟 9　今後の課題と最近の判例等 10　おわりに 第3章??? 知財訴訟　--　飯村敏明 1　はじめに 2　知的財産権訴訟の特徴 3　知的財産権訴訟の提起 4　知的財産権訴訟の審理 5　知的財産権訴訟の留意点ーー特許権侵害訴訟を中心として 6　知的財産権侵害訴訟の留意点ーーその他の知的財産権侵害訴訟 7　おわりに 第4章　建築訴訟　--　齋藤　隆 1　はじめに 2　建築訴訟の特質 3　実体法上の主要な問題点と審理上の取扱い 4　手続法上の主要な問題点とその対応 5 建築訴訟の将来と展望 第5章　行政訴訟　--　市村陽典 1　行政事件訴訟の審理 2　分野別各論 3　審理の充実のための方策 第6章　医療訴訟　--　福田剛久 1　総論ーー審理手続 2　各　　論 3　提　　言 第7章　労働訴訟　--　高世三郎 1　労働関係民事通常訴訟について（総論） 2　解雇の効力を争う訴訟 3　合意又は就業規則による労働契約の内容の変更を争う訴訟 4　その他の労働関係民事通常訴訟事件について 第8章　控訴・上告　--　富越和厚 1　はじめに 2　控　　訴 3　上　　告 編著者紹介