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出版社:ナカニシヤ出版
出版日:2018年04月30日頃
ISBN10:4779512379
ISBN13:9784779512377
販売価格:2,750円
プロローグーー境界線上の法/主体ーー
序 章 主体の行方、ワタシの在処………………………………………………江口厚仁
--アイロニカルな主体に向けてーー
第1部 専門家を疑う
第1章 検察審査員に対する評価の構造…………………………………………宇都義和
--司法参加における主体の捉え方ーー
第2章 「規範的主体」から「リスク管理主体」への転回……………………山田恵子
--倫理的弁護士像をめぐってーー
第3章 紛争当事者が真実を語るとはどのようなことか………………………上田竹志
コラム1 日和幼稚園事件について 語り手:佐藤美香、聞き手・構成:小佐井良太
第2部 貶められる人びとのほうへ
第4章 「ヘイト・スピーチ」で問われないもの…………………………………土屋明広
--見える主体と見えない主体ーー
コラム2 差別、排外主義と「恐怖」--「尊厳ある社会」の到来を信じて 金賢一
第5章 「先生ってゲイなんですか?」にどう答えるか…………………………吉岡剛彦
--少数者であることを否定するという差別を考えるーー
コラム3 私たちの性、性別を決めるのは、誰の、どのような規範か 山下梓
第6章 身体性なき主体の自己・契約・倫理……………………………………城下健太郎
--決断主義の脱構築をめざしてーー
コラム4 腐女子たちの「防衛戦」はどこまで向かうの? ?静凡
第3部 踏みとどまるために
第7章 場所の権利をめぐる断章………………………………………………兼重賢太郎
--場所への定位と場所からの解放とのはざまでーー
第8章 若者をめぐる自己責任言説に抗して……………………………………杉田真衣
コラム5 わかっちゃいるけどやめられない人たち 中山進
第9章 「働くこと」の「自明性」はどこまで自明か……………………………林田幸広
---ベーシック・インカム構想を「触媒」にして考えるーー
コラム6 「ポスト・トゥルース(真実)」時代の報道 鈴木美穂
第10章 抵抗の身ぶりと流儀………………………………………………………木原滋哉
--オキナワ・フクシマ・ミナマタとともに生きるーー
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読書案内
エピローグーー屈託のある正義のためにーー
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