|
出版社:ナカニシヤ出版
出版日:2017年03月31日頃
ISBN10:477951147X
ISBN13:9784779511479
販売価格:4,620円
まえがき
総論
第1部 国際政治学
【1-1 国際政治学ーー権力政治をめぐる】
1 坂本義和ーー修行時代
2 高坂正堯ーー多様性と限界性の国際政治学
3 永井陽之助ーー理解・配慮・反社会工学の政治学
4 鴨武彦ーー冷戦をのりこえるリアリズムを求めて
5 神川彦松ーー独自の国際政治学の体系化を目指して
【1-2 政治外交史】
1 細谷千博ーー実証的外交史研究の先駆者
2 斎藤眞ーー「アメリカ史の文脈」
3 溪内謙ーー溪内政治史学の源泉
4 高橋進ーー「外交と内政の相互連関」から「外交空間」論へ
第2部 国際関係論
【2-1 権力政治を超える志向】
1 川田侃ーー植民政策学から国際関係論・国際政治経済学・平和学へ
2 木戸蓊ーー社会主義国際政治論と権力政治の克服
3 馬場伸也ーーアイデンティティ研究と国際関係論
【2-2 平和研究と政治学】
1 関寛治ーー日本の平和研究の制度化
2 高畠通敏ーー平和研究としての「市民政治学」
3 高柳先男ーー平和研究とパワー・ポリティクス
【2-3 内発的発展論】
1 鶴見和子ーー個から社会を変革するための内発的発展論
2 村井吉敬ーー小さな民から考える開発とオルタナティブ
3 玉野井芳郎ーーエコロジーと地域主義
4 宮里政玄ーーアメリカの対沖政策決定過程の分析
【2-4 国際関係論と地域研究】
1 地域研究と国際関係学の緊張ーー中国研究から
第3部 新しい挑戦
【3-1 地域研究の萌芽】
1 アフリカ研究ーー「過去」と「未来」をつなぐ
2 中東イスラーム研究ーー断絶か継承か
3 中央アジアーー松田壽男を中心として
【3-2 新たな課題】
1 西田幾太郎ーー非西洋型国際関係論の魅力と危険性
2 ジェンダー研究ーー日本の国際関係論の発展とその課題
座談会 日本における国際関係論の発展とその課題
平井友義・毛里和子・菅英輝・中村研一
司会:初瀬龍平
あとがき
索引
|