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世界とつながるハプスブルク帝国

著者:大井知範
出版社:彩流社
出版日:2016年10月14日頃
ISBN10:4779122651
ISBN13:9784779122651
販売価格:4,070円
ハプスブルク帝国のイメージを刷新する労作! 「ハプスブルク帝国に海軍はあったのか? 海外に植民地を持っていたのか?」 素朴な疑問を持つ人は多い。  近代のハプスブルク帝国から受けるイメージは、 内陸部に広大な領土を有し、多様な民族を統治する 「大陸帝国」の姿である。 そこには「植民地主義」や「海軍」といった言葉は そぐわないように見える。  だが、ハプスブルク帝国は、 世界を目指したヨーロッパという 一団に属する大国であった。 帝国主義という時代精神のなかで ハプスブルク帝国もその例外ではなかった。 実際、ハプスブルク帝国は海外世界へアクセスする ための海軍と科学を自前で有し、世界へ、 とくにインド洋から太平洋島嶼へは 学術調査という特異な“進出”を展開していた。  この帝国が海の外の世界とつながっていた実相を 解明することで、従来の歴史学に見られる 西の「海洋帝国」と東の「大陸帝国」という 固定観念を打ち破る。 序 章 第1章 世界遠征の開始     第1節 海軍の建設と世界遠征   第2節 オーストリアとプロイセンの世界遠征   第3節 世論の反響とドイツ統一問題 第2章 植民地獲得政策 ──世界遠征から拠点植民地構想へ   第1節 ノヴァラ号遠征と植民地獲得計画   第2節 ヴュラーシュトルフの東アジア進出構想 第3章 言説とイデオロギー ──ノヴァラ号遠征と「植民地なき植民地主義」   第1節 ハプスブルク帝国の「植民地主義」?   第2節 ニコバル諸島滞在と遠征記の言説   第3節 言説の連鎖と植民地プロパガンダ   第4節 太平洋島嶼をめぐる植民地主義言説   第5節 マオリから見た「植民地なき植民地主義」 第4章 科学──ノヴァラ号遠征と西洋科学   第1節 オーストリア科学界の変容と海外遠征   第2節 西洋科学のなかのオーストリア   第3節 西洋科学と「植民地なき植民地主義」   第4節 人類学調査と人種イデオロギーの大衆化 第5章 アジア太平洋 ──ノヴァラ号遠征以後の海外世界とのつながり   第1節 太平洋のオーストリア人科学者   第2節 太平洋のハプスブルク帝国海軍   第3節 東アジア世界とのつながり 第6章 海軍の展開 ── 20 世紀初頭の東アジア常駐海軍   第1節 東アジア・ステーション体制   第2節 保護任務の限界と打開策   第3節 儀礼と「ショー・ザ・フェイス」   第4節 「ショー・ザ・バンド」 終 章
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