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出版社:彩流社
出版日:2013年03月22日頃
ISBN10:4779118751
ISBN13:9784779118753
販売価格:3,080円
「ジェンダー」って、おもしろい!
大橋洋一、清水晶子から中堅・若手研究者による気鋭の論考!
『プリキュア』やレディー・ガガなど親しみやすい題材や新しいトピックスも
俎上に載せ、アート、社会を横断し、ジェンダー論の基礎から、クィア研究の
最前線まで網羅。
多様な切り口が展開するジェンダー研究の深く刺激的な世界!
★一橋大学連続講義「ジェンダーから世界を読む」を書籍化!
『ジェンダー表象の政治学』(彩流社、2011)の第二弾!★
はじめに
■第1部 ジェンダーの理論
第1章 フロイトのセクシュアリティ理論とジェンダー問題
(藤野 寛)
第2章 性的差異の二律背反(中山 徹)--
カント、フロイト、ラカン派精神分析
第3章 ポストフェミニズムと第三波フェミニズムの可能性
(三浦玲一)--『プリキュア』、『タイタニック』、AKB48
第4章 核家族の男たち(越智博美)
冷戦期アメリカにおけるリベラリズムと組織からの逃走
第5章 彼女はなぜ去っていったのか(中井亜佐子)--
コスモポリタニズムと移民女性
■第2部 リベラリズムとジェンダー
第6章 デモクラシー、メリトクラシー、女性の暮らし
(河野真太郎)--20 世紀イギリスのリベラリズムとジェンダー
第7章 主体化、ジェンダー化(井川ちとせ)--
家父長制資本主義体制下のイングランドとアイルランド
第8章 船乗りの物語を紡ぐ女性(吉野由利)--
ジェイン・オースティン『説得』再考
第9章 アメリカン・アダムと戦後(早坂 静)--
ティム・オブライエンのヴェトナム戦争記述における
リベラリズムとジェンダー
■第三部 クィア・スタディーズ
第10 章 男性性とセクシュアリティの教育(町田みどり)
──ヘンリー・ジェイムズ「巨匠の教え」
第11 章 エイズ・アートとセクシュアル・マイノリティの
政治(藤田淳志)--
『フィラデルフィア』、『レント』、『ザ・ノーマル・ハート』
第12 章 市民社会と表現の可能性(山田創平)--
dumb type による『S/N』
第13 章 Qの欲望(大橋洋一)--
現代の映画とクィア批評
第14 章 「ちゃんと正しい方向にむかってる」( 清水晶子)
ーークィア・ポリティクスの現在
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