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出版社:小学館クリエイティブ
出版日:2016年01月28日頃
ISBN10:4778035186
ISBN13:9784778035181
販売価格:4,620円
ハッブル宇宙望遠鏡25年間の画像のすべて
近年、天文学は飛躍的な発展を遂げましたが、どれほど望遠鏡の性能をあげても、大気などの影響を受けるため地球上からは理想的な観測を行えませんでした。ならば、地球の大気の外に望遠鏡を設置すれば、との構想のもとにつくられたのが「ハッブル宇宙望遠鏡(HST)」です。HSTは、1990年4月24日、地上600kmの地球周回軌道に投入された、全長13.1m、直径4.3m、主鏡の直径2.4mの光学望遠鏡で、97分で地球を1周します。その性能(分解能)は東京から富士山頂に置いたピンポン球を識別できるほど。この能力を駆使して、誕生間もない(5〜8億年後)の宇宙の観測や、銀河の中心にブラックホールがあるという理論を裏付ける観測など、さまざまな天体の美しい姿を提供してきました。本書は、HSTが25年間観測してきた画像のほとんどを掲載する決定版写真集です。太陽系の惑星や衛星から、銀河系内の星団や星雲などのさまざまな天体、銀河系外のさまざまな銀河、宇宙が誕生して間もない時代の領域などの画像で構成します。巻末にはHSTのデータ及び開発・運用の歴史などを掲載する、ハッブル宇宙望遠鏡のすべてがわかる一冊です。
第1章「惑星とその変化」
第2章「星のゆりかご」
第3章「美しき残光」
第4章「銀河の海原」
第5章「はるか遠方の宇宙」
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