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出版社:アスコム
出版日:2012年11月
ISBN10:4776207516
ISBN13:9784776207511
販売価格:1,047円
「日本はもうダメだ」
「このままでは沈没してしまう」
新聞やテレビでは、日本経済の将来を嘆く、大悲観論で溢れている。
20年も続くデフレ、構造的な少子高齢化、東日本大震災からの復興の遅れ3・11以降に明らかになった原発問題、さらに中国・韓国との領土はじめとして対立など、いまの日本には問題が山積している。
しかし、そんな“悲観論”に騙されてはいけない!
世を覆う日本経済の先行き悲観論の“根拠”が正しいのか、どこが間違っているのか。
日本を代表するエコノミストの2人、榊原英資氏と竹中平蔵氏に田原総一朗が徹底的に斬り込む!
世間からは犬猿の仲とみられる2人の本音の激突から、いまの日本や世界がかかえる経済問題を浮き彫りにし、日本はどうすればいいのかの答えを明らかにする一冊である。
◎「消費税増税でも効果なし」とマーケットにバレたときが一番危ない
◎尖閣国有化は一大失政、問題解決には時間がかかる?
◎中国は「中進国の罠」を乗り切れるかどうか?
◎円高ドル安はさらに進み、1ドル60円台になる!
◎その後、一転して円安になる「二つのシナリオ」があった
◎ドイツもギリシャもEUを出られない
◎政府の報告書には、一番肝心な「原発継続か廃絶か」の結論がない
◎「20年で原発ゼロ」を目指せ!
◎橋下徹は次世代のリーダーとして期待していいのか?
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榊原英資さんは、「ミスター円」と呼ばれた大蔵省の元財務官。
竹中平蔵さんは、小泉純一郎政権の経済・金融政策の責任者だった。
世間はお二人を犬猿の仲と見ていて、僕が鼎談するというと
「二人がよく顔を合わせますね」とみんな驚く。
「僕は党派なんて関係ない、いい加減な人間だから、
二人とも付き合ってくれるんです」
と説明するんだ。
ハッキリしていることは二つ。
第一に、水と油のはずの榊原さんと竹中さんの意見が一致すれば、
それは議論の余地がない確たる事実だ、ということ。
第二に、二人の意見が食い違えば、
それこそまさに日本の分岐点となる重要な問題だ、ということ。
だから、この鼎談を本にして世に問うんです。---田原 総一朗
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