がんの原因と対処法がよくわかる本

はしがき 本書を読み始める前に─著者からのメッセージ ●第1章 生命活動の神秘に出会う章 ─細胞の構造と遺伝子の働きについて─ （1）ミクロの世界 （2）ミクロ探検隊 （3）肺の働き （4）肝臓での細胞内部の探検 （5）DNAが見えた！ （6）肝臓の働き （7）遺伝子の活動 （8）蛋白質合成マシーンが稼働している！ （9）細胞の発電所、ミトコンドリアへ ●第2章 がん細胞が生まれる仕組み （1）細胞の老化とがん細胞の発生 （2）がんは遺伝子に“傷”がついてできる病気です （3）細胞は新陳代謝のため、分裂しています （4）細胞の分裂の仕組み （5）がん細胞の分裂・増殖 （6）がん遺伝子とがん抑制遺伝子 ●第3章 がん細胞ができる原因 （1） 身の回りに存在する発がん性化学物質、発がん性が疑われる化学物質 （2）放射線と紫外線 （3）がんを引き起こすウイルス（がんウイルス） （4）がんを引き起こす細菌（ピロリ菌） （5）がんができる最大の原因となる酸化ストレス（活性酸素） ●第4章 がんができるのを防ぐために、体に備わっている働き （1）DNA の傷を修復する細胞の働き （2）DNAの傷が蓄積し過ぎた細胞が、自身を自殺させる働き （3）免疫系の細胞によるがん細胞除去作業 ●第5章 できるだけがんにならないための日々の対処 （1）遺伝子変異を起こす物質を避ける （2）過度の放射線を避ける （3）過度の紫外線を避ける （4）感染性病原体の除去、または感染予防 （5）活性酸素に対する対策 （6）免疫力を高める （7）日常生活におけるがんの予防についてのまとめ ●第6章 治癒可能な早期にがんを発見する対処 （1）がんの成長速度 （2）がんの種類 （3）日本人における最近のがんの動向 （4）人間ドックで行われるがん検診 （5）胃がんの検診 （6）大腸がんの検診 （7）肺がんの検診 （8）乳がんの検診 （9）前立腺がんの検診 （10）子宮がんの検診 （11）その他の主ながんの検診 （12）人間ドックや健診で見つけにくいがん （13）健診で早期がんを見つけることの限界 （14）天寿がん ●第7章 がんになった場合の対処 （1）がんと診断された際の患者の心理状態 （2）治療の説明に際して、治療法の選択をする際の対処 （3）がんの診断から治療開始までの期間の患者の心理状態と対処 （4）当初の治療が終了した後の心理状態と対処 あとがき