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出版社:金剛出版
出版日:2021年06月10日頃
ISBN10:4772418326
ISBN13:9784772418324
販売価格:3,520円
当初うつ病患者を対象にした集団認知行動療法の普及を目指し定期的に治療者の基本的なスキル提供のために1日研修会が開かれていた。
その際に他の疾患を持った患者にも対応できるようにとの声が数多く寄せられ、治療に際して必要最低限の技能習得と治療者の質向上のための評価尺度を作ろうという目的で編まれたのが本書である。
治療者の職種を限定せずどのような立場の方でも活用することができるので、何かしらのヒントが得られるはずである。
本書の使い方
第1部
1 集団認知行動療法の治療者に求められるもの
2 集団認知行動療法の学び方
3 集団認知行動療法治療者尺度(G-CTS)
4 集団認知行動療法治療者尺度のエビデンス(研究概説)
5 G-CTSを用いたスーパービジョンのあり方
第2部
6 疾患別・分野別のグループのコツ
1 うつ病と不安関連障害の共通問題
2 強迫症を対象にした集団認知行動療法
3 アルコール使用障害の集団療法
4 成人期のADHDを対象にした集団認知行動療法
5 生活習慣病指導(糖尿病など)
6 慢性疼痛を対象にした集団認知行動療法
7 がん患者を対象とした集団認知行動療法
8 認知症介護家族への認知行動療法
9 女性グループ
10 司法・犯罪分野及びアディクションを対象にして集団認知療法を行う場合
11 学校で児童生徒を対象にした集団認知行動療法を行う場合
12 産業場面・リワーク
7 集団認知行動療法においてよくある困りごとと解決法
case1 グループ内で希死念慮をほのめかされる
case2 実は双極性障害だった
case3 参加者がプログラムに遅刻してきます
case4 参加者がホームワークをしてきません
case5 グループ内に特定の参加者が多く話しすぎる
case6 グループ外の人間関係が持ち込まれる
case7 多罰的・病識欠如もしくは自分の問題に直面化できない
case8 他の参加者にお説教を始める
case9 グループのワークについていけない
おわりに
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