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出版社:晃洋書房
出版日:2021年11月24日頃
ISBN10:4771035245
ISBN13:9784771035249
販売価格:2,860円
現代カント研究 第15巻!!
表題をめぐり『純粋理性批判』の意義を浮き彫りにする論考、晩年の『宗教論』への展開や未完の『遺稿』に、また同時代思想との対質に注目する論考、著者の応答付き書評二編、最近のカント研究文献目録抄からなる、35年の歴史を刻む「カント研究会」の2021年最新論集。
凡例
1 直観と概念ーカント理論哲学をめぐる現代の論争についてー
2 カントにおける否定性の問題ー欠如の表象可能性をめぐってー
3 カントの『遺稿』「エーテル演繹」における経験の理論
4 ア・プリオリな哲学的認識はいかにして可能であるか
5 カントが描く未来ー歴史と宗教とー
6 二人の弟子ー「ア・プリオリ」をめぐってー
〔書評〕
石田京子著『カント 自律と法 理性批判から法哲学へ』
杉田孝夫氏の書評への応答
永守伸年著『カント 未成熟な人間のための思想 想像力の哲学』
高橋克也氏の書評への応答
あとがき
日本におけるカント文献目録
事項・人名・文献索引
欧文梗概
執筆者紹介
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