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出版社:恒星社厚生閣
出版日:2021年04月05日頃
ISBN10:4769916639
ISBN13:9784769916635
販売価格:6,050円
2002年に魚類で初めて性決定遺伝子が発見されてから次々と異なる性決定遺伝子が見つかり、多様な性様式を示す魚類を対象にした性の研究は、わが国で急速に進展しつつある。その一方で、魚類性分化研究の出版物はなく、本書を通じ過去・現在・未来を整理し、水産増養殖に有用な性統御技術などの開発へと繋がる突破口をめざす。
第1部 魚類の性決定(第1章 メダカの性決定遺伝子と近縁種の性決定遺伝子(松田 勝)/第2章 NGS技術を利用した魚類性染色体の同定法(菊池 潔・家田梨櫻・藤川大学・Kabir Ahammad・小山 喬・細谷 将)/3章 性ステロイドホルモンによる性決定ーブリ類をモデルとして(小山 喬・中本正俊・森島 輝・山下雄史・坂本 崇・菊池 潔)/第4章 トウゴロウイワシ目魚類の性決定機構(山本洋嗣・三好花歩・服部ヒカルド修平・ストルスマン カルロス))
第2部 魚類の性分化(第5章 ヒラメ・メダカの性分化(北野 健・山口寿哉)/第6章 ティラピア・チョウザメの性分化(井尻成保・長濱嘉孝・倉持有希・足立伸次)/第7章 軟骨魚類の繁殖と性分化 (小林靖尚・野津 了・中村 將))
第3部 魚類の性転換(第8章 魚類の性転換ー多様な性転換から見えてきた共通性(野津 了・小林靖尚・中村 將))
第4部 魚類の性決定・性分化・性転換(第9章 魚類の性決定・性分化・性転換–これまでとこれから–(長濱嘉孝))
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