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出版社:慶應義塾大学出版会
出版日:2010年07月23日頃
ISBN10:4766417542
ISBN13:9784766417548
販売価格:2,530円
米国金融危機後の金融市場の変化を語る。
▼米国金融危機後の金融市場を取り巻く環境の変化、それぞれの金融業態の行動について、各金融業界の専門家による講義を収録。金融資産市場でのプレーヤー、政策当局、金融活動を営む企業・個人の動きに焦点をあてて解説する。
▼金融に興味のある学生、ビジネスパーソンが、最近の金融市場の動きを理解するのに、格好の著書。
第一章 二〇〇八年の金融危機と金融機関リスク管理(藤井健司)
はじめに
一 二〇〇八年の金融危機
二 二〇〇七年後半のサブプライム問題
三 グローバルな金融危機への展開
第二章 企業とCSR-企業の社会的責任(山川敦子)
はじめに
一 ビジネスで求められる資質とCSR
二 CSRを具体例で考察する
三 CSRと倫理規範
四 会社は誰のものなのか
五 企業としてのCSRの進め方
第三章 国際金融危機と金融市場の動向(山本 淳)
一 昨今における金融市場の動向
二 近年の世界経済の好調を支えてきたもの
三 最大の資本輸入国としての米国
四 債務拡大と証券化スキーム
第四章 米国金融危機・日本バブル崩壊・世界恐慌ー原因・トリガー・対策(浦西友義)
はじめに
一 現代の金融危機
二 日本のバブル形成
三 一九二九年の大恐慌
四 金融危機への対策
第五章 「不動産投資銀行ビジネス」(板垣 大)
一 ストラクチャード・ファイナンス概観
二 不動産の証券化
第六章 預金保険制度(田邉昌徳)
はじめに
一 預金保険のおおまかな仕組み
二 預金保険がつくられた歴史の経緯
三 今回の金融危機
四 金融機関の破たんとその中での預金保険の役割
五 危機対応のあり方
第七章 東京証券取引所の戦略(伊藤 豊)
一 東京証券取引所の概要
二 東京証券取引所の課題
三 プロ向け新市場の創設に向けて
四 排出量取引市場の創設について
第八章 マクロ経済モデルー基本構造とその役割(代田豊一郎)
はじめに
一 マクロ経済モデル及び金融政策運営の概要
二 マクロ経済モデルの具体像
三 マクロ経済モデルで何ができるのか
四 マクロ経済モデルを使っていく上での留意点
おわりに
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