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出版社:慶應義塾大学出版会
出版日:2006年03月02日頃
ISBN10:4766411137
ISBN13:9784766411133
販売価格:4,400円
ワルラス経済学の思想的統一性を解明する野心的研究。ワルラスはいったい何を言いたかったのか?時に彼の社会的・政治的ビジョンを、時にカント、マルクス、エッジワースらとの対比を手がかりに、「交換」「収穫不変」「均衡」「資本蓄積」「貨幣」「利子率」などの諸概念を繋ぐ失われた統一性を探り出す。
序論第1章 経済学、道徳科学、および社会主義 1 科学、技術、および道徳学 2 ワルラスの社会概念第2章 ロビンソン・クルーソーの生産、あるいは自然との交換 1 生産と交換 2 効用と行動記述 3 規模に関する収穫についての論争第3章 商品交換 1 ワルラスの説明 2 競争の理論と行為者の数の問題 3 価値論と商品数の問題第4章 技術的分業 1 社会的分業と技術的分業 2 ワルラスの説明 3 ワルラスと古典派:比較検討 4 土地と原材料第5章 資本と時間 1 資本需要と割引現在の価値 2 資本と資本市場第6章 貨幣 1 ワルラスの貨幣概念と貨幣理論の3つの問題 2 要論第1版 3 『要論』の第2版と第3版 4 第4版 付録結論レオン ワルラスの略伝
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