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出版社:慶應義塾大学出版会
出版日:1998年01月02日頃
ISBN10:4766406796
ISBN13:9784766406795
販売価格:2,200円
情報メディアのディジタル化に伴い、人間社会の様相は激変しつつある。このサイバー社会における現状と課題を多角的に考察する。慶應国際エグゼクティブ・プログラムの成果を集成。
<b>プロローグ 「技術と人間」の未来</b>………徳田英幸
時間と空間の壁を超えて
社会的インパクトの光と影
「マスメディア」から「パーソナルメディア」へ
<b>第1章 メディア革命の社会的インパクト</b>………梅垣理郎
変化の実感ー生活のリズム・生活のスペース
変容の予感ー人間、そしてコミュニティ
変化のインパクトー変わる人間・変わらない人間
一つの展望ーたかがディジタル、されどディジタル
情報化時代の「南北問題」
<b>第2章 メディア社会のビジョン</b>………武藤佳恭
明暗あわせ鏡の未来像
「情報の所有」から「情報の共有」へ
ドイツ「ポリコム計画」と行政の未来像
産業の「多産多死型」社会へ
ショッピングの変貌
6つのインフラストラクチュア整備へ
<b>第3章 ディジタルテクノロジーのフロンティア</b>………村井 純
はじめに
ネットワークの発展
コンピュータからネットワークコンピュータへ
情報・知識の共有と交換
情報環境における知識の可視化
21世紀への課題と展望
<b>第4章 ネットワーク社会とビジネスコミュニティ</b>………花田光世
新しい時代を支える組織パラダイムとシステム
米国企業の組織パラダイムの変遷
ネットワーク経営
ネットワーク組織を支える新たな組織内の役割
組織と社会の新たな接点
組織と個人の新たな関係
情報・通信技術の発展とグローバルなビジネス像
<b>第5章 メディア社会における法制度</b>………田村次朗
はじめに
表現の自由とプライバシー
ネットワークと犯罪
電子商取引と法制度
デジタルメディアの知的財産
メディア社会と情報公開
メディア時代の「法律革新」
<b>第6章 メディア革命後の高等教育機関の役割</b>………斎藤信男
はじめに
パネリストの発言から(ディジタルテクノロジーと教育革命・プロジェクトのオーガナイザとしての大学機能・広域的協力による研究成果を・コンピュータと芸術について・情報の真の価値を見出すために・韓国における教育改革の課題・情報の統合化と深化の重要性・大衆社会における教育とテクノロジーの役割・メディア革命の光と影・大学の新しいカリキュラムと国際的協力・大学における戦略的インフラ整備の重要性・ディスカッションの「まとめ」から)
高等教育機関の使命と21世紀の課題
<b>エピローグ 加速する変革の潮流</b>………徳田英幸
<b>KIEP・参加者名簿</b>
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