|
出版社:北大路書房
出版日:2025年01月29日頃
ISBN10:4762832758
ISBN13:9784762832758
販売価格:2,200円
保育・幼児教育の変革期にあるいまだからこそ,議論すべきことがある。子どもたちの未来のために,豊かな社会・文化を創造するために,保育・幼児教育という限られた枠のなかだけで議論するのではなく,哲学・経済学・現象学・認知発達科学・法学など様々な領域の研究者たちと「子どもを真ん中に置いて」語り合う。
はじめに 「保育から世界が変わる」とは?
1 なぜ、僕らは、保育の世界に引き込まれたかーー面白さと葛藤のはざまで
渡邉 英則 × 大豆生田 啓友
● 渡邉英則先生との対談を終えて(大豆生田啓友)
● 聞き手・木村の<視点> 面白い!! --揺さぶられたあの頃、そして今
2 保育・幼児教育のあゆみーー平成元年「幼稚園教育要領」改訂を道標に
無藤 隆 × 大豆生田 啓友
● 無藤隆先生との対談を終えて(大豆生田啓友)
● 聞き手・木村の<視点> 子どもの育ちをめぐる、あらゆる取り組みの道程に
3 新たな保育・教育像を「哲学」から考えるーーそもそも「教育」は何のためにあるのか
苫野 一徳 × 大豆生田 啓友
● 苫野一徳先生との対談を終えて(大豆生田啓友)
● 聞き手・木村の<視点> 願うはただひとつ。<自由と自由の相互承認>
4 子育て、保育・教育を「経済学」から考えるーー経済政策と子ども・子育ての関係
山口 慎太郎 × 大豆生田 啓友
● 山口慎太郎先生との対談を終えて(大豆生田啓友)
● 聞き手・木村の<視点> 「経済学」から浮かびあがる子ども・子育ての姿
5 子育て・保育を「比較認知発達科学」から考えるーーヒトの脳とこころの発達と子育ての関係
明和 政子 × 大豆生田 啓友
● 明和政子先生との対談を終えて(大豆生田啓友)
● 聞き手・木村の<視点> 「親性脳」、そして「ドラえもん」--内臓がある話
6 「ケアする」ということから保育・教育の本質を考えるーー生きることを肯定する営み
村上 靖彦 × 大豆生田 啓友
● 村上靖彦先生との対談を終えて(大豆生田啓友)
● 聞き手・木村の<視点> 「ケア」、それは「保育の原理」!?
7 「子どもの権利条約」から保育の基本を考えるーー「こども基本法」成立施行を受けて
荒牧 重人 × 大豆生田 啓友
● 荒牧重人先生との対談を終えて(大豆生田啓友)
● 聞き手・木村の<視点> 「子どもの権利・子どもの人権」を座右の銘として
8 保育・幼児教育の未来を語るーーウェルビーイング、クリエイティビティ、スロー・ペダゴジー……
秋田 喜代美 × 大豆生田 啓友
● 秋田喜代美先生との対談を終えて(大豆生田啓友)
● 聞き手・木村の<視点> 子どもに注ぐまなざしの確かさに
|