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出版社:北大路書房
出版日:2021年04月05日頃
ISBN10:4762831514
ISBN13:9784762831515
販売価格:2,530円
テレビ番組の効果音に気分を誘導されたり,印象深いメロディをつい口ずさんだりなど,人の心や行動は音により日々影響されている。なぜ,どのようにして起こるのか。音響・音楽心理学は,認知や知覚のメカニズムとプロセスを調べ,音楽が心理や身体に及ぼす科学的な効果を解き明かす。その社会的実践や魅力をあまねく紹介。
監修のことば
はじめに
第1章 音響心理学へのいざない
1節 音とは何か
2節 音の聴こえ
3節 音のパターンの知覚
4節 音響心理学と人の生活
第2章 音とは何か
1節 聴覚の役割
2節 耳の役割
第3章 音の知覚
1節 雑音があっても声が聴きとれるのはなぜだろう
2節 時間を計るのに特化した聴覚系
第4章 音と技術
1節 音の物理的側面・心理的側面
2節 「音の大きさ」にみる心理と物理のつながり
3節 音楽と騒音
4節 音のデザイン
5節 聴能形成
6節 音と技術のこれから
第5章 音楽心理学へのいざない
1節 音楽心理学とは?
2節 音楽心理学のアプローチ
3節 音楽心理学の展望
第6章 音楽の認知
1節 音楽の聴取面での認知
2節 音楽の産出面(演奏)での認知
第7章 音楽と感情
1節 音楽における感情の考え方
2節 音楽と感情の結びつき
第8章 音楽の発達
1節 音楽の発達研究に関する基本
2節 音楽の知覚と認知や音楽における感情の発達
第9章 音楽とアイデンティティ
1節 若者と音楽
2節 若者はなぜ音楽を好むのか
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