|
出版社:北大路書房
出版日:2016年03月19日頃
ISBN10:4762829226
ISBN13:9784762829222
販売価格:2,200円
「道徳」の教科化という転換点にあって,批判的な議論に終始せず,今後求められる学校での道徳教育や授業のあり方を,理論的かつ実践的に追求。生徒自身が話し合い活動を通じて道徳的な判断力を高めていく授業実践へと繋げるため,討議倫理学など理論的枠組みを提供。
◆第1巻 執筆者一覧
坂越 正樹 広島大学 まえがき
渡邉 満 岡山大学大学院教育学研究科序章
上地 完治 琉球大学教育学部 第1章
鈴木 篤 大分大学教育福祉科学部 第2章
丸橋 静香 島根大学教育学部 第3章
平田 仁胤 岡山大学大学院教育学研究科 第4章
野平 慎二 愛知教育大学教育学部学校教育講座 第5章
渡邊 隆信 神戸大学大学院人間発達環境学研究科 第6章,あとがき,編者
小林 万里子 福岡教育大学 第7章
青柳 路子 茨城大学教育学部 第8章
大関 達也 兵庫教育大学大学院学校教育研究科 第9章
谷田 増幸 兵庫教育大学大学院 第10章
堺 正之 福岡教育大学 第11章
小川 哲哉 茨城大学教育学部 第12章
今川 美幸 兵庫県教育委員会 第13章
◆シリーズ「特別の教科 道徳」を考える 刊行開始!
シリーズ編者:渡邉 満,押谷由夫,渡邊隆信,小川哲哉
1 「特別の教科 道徳」が担うグローバル化時代の道徳教育
2 小学校における「特別の教科 道徳」の実践(仮題)
3 中学校における「特別の教科 道徳」の実践(仮題)
シリーズ刊行の辞
はしがき
序 章 学校教育の基盤に位置づく道徳教育の課題
-グローバル化する現代社会において教育と道徳教育をどのように考えるかー
第1部 グローバル化する現代社会における道徳教育
第1章 討議倫理学における「合意」の意義
第2章 ポスト形而上学の時代における道徳教育
─ハーバーマスと価値多元化社会の道徳─
第3章 承認論と道徳教育
-テイラーとハーバーマスの比較からー
第4章 言語ゲームと道徳教育
第5章 公共性と道徳教育
第2部 学校におけるこれからの道徳教育
第6章 道徳教育の歴史的展開と「特別の教科 道徳」
─道徳教育の目標を中心に─
第7章 子どもの主体的な道徳学習の構想
─新学習指導要領が求める道徳教育の内容と方法─
第8章 生命倫理と道徳
第9章 生き方を考える道徳教育の意義
─「偉人伝」をどう解釈するか─
第10章 道徳の時間から道徳科への転換
─その目標を踏まえた評価の在り方についての論点整理─
第11章 小中学校における道徳授業の多様な展開
第12章 高校における道徳教育の開発
─茨城県の事例を中心に─
第13章 道徳の授業で求められる教師の力量形成
-授業の参与観察とリフレクションを通してー
あとがき
|