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出版社:学文社
出版日:2016年03月01日頃
ISBN10:4762025976
ISBN13:9784762025976
販売価格:2,090円
学校教育がどの国でも組織されるようになった近代以降の教育史をとりあげる。
日本、イギリス、フランス、ドイツ、アメリカ、ロシア、中国などの国と、近代公教育を成立させた歴史的段階をたどるために、主に近代以前のヨーロッパにおける教育の形態をも取り上げた。
各国における近代公教育制度の成立と、それを生みだした近代教育思想について考察。20世紀に入り、各国で取り組まれたさまざな教育改革の展開についても詳しく明らかにした。
21世紀の新たな教育の姿を真剣に考えようとする方のための1冊。
第1章 近代以前の教育
1 古代ギリシア・ローマの教育 / 2 ルネサンス・宗教改革と教育 / 3 コメニウスの教育思想
第2章 公教育制度の成立と近代教育思想の展開
1 イギリス公教育制度の成立と教育思想 / 2 フランスの近代公教育制度の萌芽 / 3 ドイツ公教育制度の成立と教育思想 / 4 アメリカ公教育制度の成立と教育思想 / 5 ロシア公教育制度の成立と教育思想 / 6 中国の公教育制度の成立と教育思想
第3章 各国における教育改革運動の展開
1 アメリカ合衆国 / 2 イギリス / 3 フランス / 4 ドイツ / 5 ロシア / 6 中国
第4章 近代日本教育制度の成立
1 江戸時代 / 2 近代学校制度の創設 / 3 「学校令」の制定 / 4 教育勅語体制の成立 / 5 学校制度の拡充と教育内容
第5章 大正・昭和初期の「教育改革」と教育運動
1 「大正デモクラシー」と新教育運動 / 2 教育運動の新展開と戦時教育体制
第6章 戦後日本の教育史ー復興からグローバリゼーションヘ
1 戦後民主主義教育 / 2 戦後新教育の展開 / 3 新教育批判と逆コース / 4 高度成長と教育の官僚主義化 / 5 臨時教育審議会以後の教育改革ー新自由主義政策の展開ー / 6 グローバリゼーションのなかの教育
資 料
各国の学校系統図 外国教育史年表 日本教育史年表
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